研修
プログラム

内科総合コース

内科の領域を横断的に学ぶことを目的としたコース。
基幹施設での研修を1年以上、連携施設・特別連携施設での研修を1年以上(2年未満)行い、さまざまな訓練を行いながら研修を進めていきます。

地域医療重点コース

地域枠卒業生や奨学金受給者を対象としたコース。
1年次は基幹施設で内科、救急科の研修を行い、その後連携施設・特別連携施設で、1施設あたり3カ月以上の研修を2年間行います。

専門研修プログラム(定員28名)

研修内容・方法

上表いずれのコースにおいても、内科Ⅰ(消化菅内科、肝臓内科、糖尿病・代謝・内分泌内科、脳神経内科・老年科)を5カ月間、内科Ⅱ(腎・高血圧内科、循環器内科、呼吸器内科、リウマチ・膠原病・アレルギー内科、血液腫瘍内科)を5カ月間、さらに救急科(総合診療内科を含む)を1カ月以上でローテートします。

連携施設、特別連携施設での研修は、内科総合コースでは1年以上2年未満、地域医療重点コースでは2・3年次に行い、必要な疾患群を経験できるように実施します。

研修プログラム修了要件として、上記の臨床研修のほかに、CPCの受講、内科系学術集会や企画に年2回以上の参加、筆頭者での学会発表あるいは論文発表を2件以上行い、臨床現場を離れた学習も同時に進めます。

サブスペシャリティ領域との連続性

内科総合コース、地域医療重点コースともに3年間の研修終了後に、サブスペシャリティ領域の研修に移るため、希望する科で重点的に診療を行うことが可能です。また、サブスペシャリティを決めていない専攻医は、研修中に広く内科の症例を経験しながら専門領域を決めることができます。

プログラム詳細

希望にあわせて42の協力病院・施設での研修が可能

本プログラムの連携先として、岩手県、青森県、秋田県、宮城県の東北4県に、和歌山県も合わせて5県に42の連携施設・特別連携施設があり、地域に根差した医療を学ぶ環境が十分に整っています。岩手県については、全ての二次医療圏が連携先となっており、沿岸被災地である宮古市、釜石市、大船渡市などの施設で医療経験を積むことも可能です。さらに地域医療重点コースでは、地域枠卒業生等の奨学金受給者を対象に、将来岩手県内の公的病院等に9年間勤務した場合、就学資金返還が免除される制度も用意しています。

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