創立120年を超える伝統と革新の中で。岩手医科大学付属病院

内科専門研修プログラムについて Original Program

被災地での医療や、
地域医療連携も。

岩手医科大学内科専門医研修プログラムは、特定機能病院としての当病院の高度な医療を訓練しつつ、東日本大震災の被災地である沿岸地域の実情に合わせた実践的な医療や、診療所との病院連携を通じて、内科専門医の取得を目指すプログラムです。

本プログラムでは、「内科総合コース」
「地域医療重点コース」の2種類の
研修コースを用意しています。

内科総合コース

内科の領域を横断的に学ぶことを目的としたコース。基幹施設での研修を1年以上、連携施設・特別連携施設での研修を1年以上(2年未満)研修を行い、様々な訓練を行いながら研修を進めて行きます。

地域医療重点コース

地域枠卒業生や奨学金受給者を対象としたコース。
1年次は基幹施設で内科、救急科の研修を行い、その後連携施設・特別連携施設で、1施設あたり3か月以上の研修を2年間行います。

より深く、
患者さんと対話する。

当院の内科は、大講座制のために、各診療科の垣根が低いのが特徴です。
そのため、専攻医は例えば循環器、血液、膠原病の患者さんを同時に担当することができます。
また、1つのローテート期間が5ヶ月間と長時間であるために、入院時に担当した患者さんが退院し、さらに外来でのフォローアップまで、ひとりの患者さんを長期間にわたり診療することが可能です。

希望の町で、仕事する。

希望にあわせて38の
協力病院・施設での研修が可能

本プログラムは、 岩手県内全ての二次医療圏と、
青森・秋田・仙台に連携施設があります。
連携施設・特別連携施設数は38施設にのぼり、
豊富な教育資源のもと、本プログラムでは地域に
根差した医療を経験することが出来ます。
また、沿岸被災地である岩手県宮古市や釜石市、
大船渡市などの施設とも連携しており、
被災地での医療経験を積むこともできます。

また地域医療重点コースでは、地域枠卒業生等の
奨学金受給者を対象としており、将来岩手県内の
公的病院等に9年間勤務した場合、
就学資金返還が免除される制度があります。

●連携施設:21施設

●特別連携施設:17施設

自身のライフプランに合わせた
臨床研修が可能

内科総合コース

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 ローテート 内科I(又は内科II) 救急科 内科II(又は内科I)
月1回のプライマリケア当直(大学で研修の場合は内科の一次二次救急当直)を行う
連携施設での研修
目標 ●1年目にJMECCを受講 ●20疾患群以上を経験し登録
●病歴要約を10編以上登録
2年次 ローテート 内科I(又は内科II) 救急科 内科II(又は内科I)
基幹施設での研修
目標 ●45疾患群以上を経験し登録
●必要な29症例の病歴要約を全て登録
3年次 ローテート 選択内科(subspecialtyや必要な疾患群を経験するための研修)
連携施設での研修
目標 ●70疾患群を経験し200例以上を登録
●2年次までに登録された病歴要約の改訂 ●内科専門医取得のための筆記試験

地域医療重点コース

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 ローテート 内科I(又は内科II) 救急科 内科II(又は内科I)
月1回のプライマリケア当直(大学で研修の場合は内科の一次二次救急当直)を行う
目標 ●1年目にJMECCを受講 ●20疾患群以上を経験し登録
●病歴要約を10編以上登録
2年次 ローテート 選択内科(subspecialtyや必要な疾患群を経験するための研修)
地域医療研修(連携施設での研修)
目標 ●45疾患群以上を経験し登録
●必要な29症例の病歴要約を全て登録
3年次 ローテート 選択内科(subspecialtyや必要な疾患群を経験するための研修)
地域医療研修(連携施設での研修)
目標 ●70疾患群を経験し200例以上を登録
●2年次までに登録された病歴要約の改訂 ●内科専門医取得のための筆記試験

●研修内容・方法

上表いずれのコースにおいても、内科Ⅰ(消化管内科、肝臓内科、糖尿病・代謝内科、神経内科・老年科)を5か月間、内科Ⅱ(心血管・腎・内分泌内科、循環器内科、呼吸器・アレルギー・膠原病内科、血液腫瘍内科)を5か月間、さらに救急科を2か月間でローテートします。

連携施設、特別連携施設での研修は、内科総合コースでは1年以上2年未満、地域診療重点コースでは2・3年次に行い、必要な疾患群を経験できるように実施します。

研修プログラム修了要件として、上記の臨床研修のほかに、CPCの受講、内科系学術集会や企画に年2回以上の参加、筆頭者での学会発表あるいは論文発表を2件以上行い、臨床現場を離れた学習も同時に進めます。

●サブスペシャリティ領域との連続性

内科総合コース、地域医療重点コースともに3年間の研修終了後に、サブスペシャリティ領域の研修に移るため、希望する科で重点的に診療を行うことが可能です。また、サブスペシャリティを決めていない専攻医は、研修中に広く内科の症例を経験しながら専門領域を決めることができます。

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